「プロ技術者になる エンジニアの勉強法」菊地正典
良かったと思う。
目から鱗、というわけではなかったが
1人の(優秀な)エンジニアの先輩の意見として、参考になる部分は多かったように思う。
全体的に一貫して何かを訴えたいというよりも、
箇条書きのような感じで、今まで感じたことと、今までの経験から結論づけたことが
ぽつぽつと書いてある感じだった。
長編小説というより短編諸説のような感じか。
ただ、何が印象に残っているかといわれると、
テーマがいろいろに散らばっていた(言い方悪い?)せいか
特に何が印象に残ったというわけではない。。
著者が趣味として(息抜きとして?)数学(それも集合論や代数論など)に取り組んでいる
(そしてそのような数学に取り組んでみることを推奨している)というのはちょっと驚きだった。
というのも、自分がそれらがかなり好きなので。
ただ、微分積分学の演習問題などで、学部の時によくわからなかったところが今やると
わかる(解ける)というようなことが書いてあり、、やはり頭のいい人は違うな、、、などと思った。
東大工学部を1968年に出ているような人の地頭の良さと言ったら。。。
あと、会計、財務の知識の必要性には、共感した。
自社の会計、財務くらい知っていて、分析できるようにならなくては。
これはすぐにでも始めよう。
あと、NECのような大きな(優秀な人のそろった)会社では当てはまるけど
うちような小さな会社では当てはまらないな、、という話も
多かった。当然か。。

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