2012/1/3

明けまして、おめでとうございます。

2012年。なんて西暦が現実になる日を、想像もしていなかった気がします。


さっき思いついた今年の抱負。

・ いい人ぶらない(いい人ってなんだ?)



年は、「スプートニクの恋人」を読みながら越した。


星評価 : ★★★★★


昨年、Sさんが村上春樹のなかで最もおすすめと言っていたのと、
名前の響きが好みなので、
読もうよもうと思っていた。
昔(頼んでもいないのに)T君がハードカバーをうちに持ってきておいて行ったのがあったので。


総括からいえば、面白かった。
村上春樹は、文章が読みやすく、ストーリーもさることながら
文章そのものが面白い(皆が言うように)。

そして、怖い。怖いシーンはかなり怖い。観覧者には、もはや怖いイメージが結びついてしまった。
読書力不足の自分を、あれだけ引き込んで怖がらせる村上春樹の文章は、
やはりすごい。



血は、流されなくてはならない。
私はナイフを研ぎ、犬の喉をどこかで切らなくてはならない。


「スプートニクの恋人」村上春樹

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